姫路市のカウンセリング コミュニケーション③
2019/06/15
今回は昨日に引き続きピア・カウンセリングのお話をしたいと思います。
聞き手・話し手 ともに原則があります。
ピアカンは先ず聞くことから始まります。
(ここからはコミュニケーションをとるにあたり誰しも経験があることが書いてあるかと思いますので
これから対人関係を築く際にとても役に立つと感じたことを頭の隅に置いて頂ければ幸いです。)
相手の話を自分で勝手に解釈したり、命令したり、気安く元気づけることをして相手の力になろうと思ってもただの自己満足に
なってしまいます。とにかく相手の話を聞き、相手の身になって考え理解することが重要です。
アクティブリスニング(積極的に聞くこと)の技術を利用して考えや心情を明らかにし、様々な解決策や選択肢を見出し選択の支援を
することがピアカンの仕事です。(ピアカンは専門家のもとで行ってください)
【ピアカン(聞き手)としての原則】
①時間を定める
②ピアカンの意味を理解し合う
③相手に敬意を示し尊重して話をする
④相手のことを決め付けない
⑤相手の話に共感する
⑥頭を空にして聞く
⑦勝手な解釈をしない
⑧安易に元気づけたり陽気にさせたりしない
⑨フレンドシップの気持ちで行う
⑩望ましい状態を意識する
⑪未来志向で考える
⑫相手の問題を自分の問題としない
⑬守秘義務を守る
⑭スタートと終了の宣言をする
⑮できないことは断る
【ピアカン(話し手)としての原則】
①時間を守る
②相手に敬意と感謝の気持ちを持つ
③フレンドシップの気持ちで話す
④自分の問題は自分の問題とする
⑤相手から意思決定を求めない
⑥秘密を保持する
以上、聞き手①~⑮ 話し手①~⑥ までの原則があります。
相手に敬意を示し尊重し感謝する、自分の価値観で勝手な解釈をしない、自分の問題を相手にすり替えたり逆もしかりですが、
こういった視野がない場合に日常生活に問題が尽きないことは多いのです。
自分の意見や経験、価値観が世界の全てであるかのように当然の如く他者をラベリングし、理解の及ばないものは
普通ではないと解釈してしまうので 対人関係に摩擦が生じてしまいます。
聞き手の原則を書いていきましたが、明日は聞くということを掘り下げて
アクティブリスニング(積極的に聞くこと)のお話をしたいと思います。
本日もここまで読んでいただきありがとうございました。
ゆっくりと休養をとっていただき皆さま、心身共に健全でおられますように。
姫路市のカウンセリングはプチフォレストへお気軽にご相談くださいませ。