その症状、メンタル不調かも?【 身近な人に八つ当たりしてしまう 】
2022/02/28
その行動、本当に相手の問題だけなのでしょうか?
と、いうことで今回は、
・無意識に身近な人によく八つ当たりしてしまう。
・イライラするのは相手の過失である。
・思い通りにいかないことでストレスを強く感じる。
上記に上げたのはほんの一例ですが、知らず知らずイライラを人にぶつけてしまうことはありませんか?
家庭内でも、会社でも、学校でも、他者と共存するということは摩擦も多く生じます。
今までは気にならなかったこと、もしくは気になっても流せていたことが
気になって仕方がない、口を出さずにはいられないという風に変化していくことがあります。
これは、1度口に出してしまうと相手の気に入らないところがどんどん見えてくるという
悪循環に陥ります。
そして、言わずにはいられない(我慢ができない)状態になると
何をしていても気に入らない点をわざわざ探し出して非難し、
言う側も言われる側も、大変なストレスになります。
無意識のうちに自分を苛立たせる相手が悪いのだから
言いたいことを言うのは当然だと思い込んで自分を正当化してしまいます。
一方、言われる側は、非難され続けると過剰防衛をしてしまうので
責められそうなことがあると、自分を守るために言い訳の達人になることもあります。
時には自分の過失を全く関係のない人を巻き込んで事実と異なる発言で自分を守ります。
他罰傾向のある人は、思い通りにいかないストレスで、感情のコントロールができません。
ただ状況を整理し、必要な対策をとるだけの行動が難しくなってしまうのです。
そして、責められる側は過剰防衛で関係のない人のせいにしてしまうのです。
この状態は、相手に執着したり、自分だけ守れればよいという精神衛生上不衛生な環境です。
ここでこの先を大きく左右するのは、自覚の有無です。
自分を振り返り、他者を尊重するということが思考パターンにないので
どのようなコミュニティでも快適とは言えない環境になってしまいます。
自分がイライラしている、相手の行動が気になって口出ししたくなってしまう。
そうなったからといってもケースによりますが、実は問題を抱えているのは自分自身であると気付かずに
メンタル不調を放置してしまうケースが増加しているので、
今回は他罰傾向、虚言や過剰防衛について触れていきました。
思い当たる節があっても、こんがらがって紐解くのが困難である場合や
関係性を建設的に再構築することが可能なのではないか?悩んでいる場合には
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