コーチング【部下にいいたいことがあるがちょっと言いにくい】姫路市カウセリングルームプチフォレスト
2019/08/08
コーチング(上司向け)
【部下に言いたいことがあるがちょっと言いにくい】
言いにくいことを言おうとするとき、事前にどう伝えるか
考えて何度もシュミレーションしたりしませんか?
ところが、すればするほどこんがらがってしまったり
相手を目の前にしたときに空気がピリッとしてしまったり。
なんとも居心地の悪い空気が流れて、つい言い方を選べなかったり。
そんな経験をすると、次に言いにくいことを言わなければならない時
前にもましてグルグル考え込んでしまったりします。
悪循環に陥ってしまうことに疲弊してしまいますね。
そんな時に効果的なのは「枕詞」です。
意外といいにくいことが楽に伝えられます。
まずは相手の許可をとる枕詞。
「ちょっと言いたいことがあるんだけど言ってもいいかな?」
この場合99%相手はイエスと答えます。
許可をとればそんなにいいにくくはないものです。
相手の行動がどんな時もマイナスではなく
一つの視点から見る限りそうだという場合の枕詞。
「コーチングという視点から見ると・・・」
「これは私の考えだけど・・・」
「一つの可能性としてだけど・・・」
主張の及ぶ範囲を限定し相手の抵抗感を軽減します。
相手が感情的にならないと思えば、自分の意見を伝えやすくなります。
自分の気持ちをあらかじめ伝える枕詞。
「これを言おうとすると、少し緊張しちゃうんだけどね・・」
もう隠すことがないので堂々と伝えられます。
枕詞は相手にメッセージを伝えるときのハードルを
低くしてくれます。
同時に枕詞を使うことで相手と自分を「パートナー」という
関係に保つ働きもしてくれます。
ワンクッションがないときはいきなり本題を突き付ける形になり
不必要な上下関係を生んでしまう可能性があるのです。
もし、伝えたいメッセージが言いにくいものではないとしても
パートナーとなるために枕詞は有効です。
どんな関係性でも衝撃緩和剤の役割をしてくれますし
仕事以外でも、相手に与える影響が全く異なりますので
自分の意見を伝える際に物腰柔らかくなる伝え方を体得すると
普段から習慣的になり、自然と人間関係も円滑になります。
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