コーチング(上司向け)【部下がいつも不平不満ばかりいってくる】姫路市カウンセリングルームプチフォレスト

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コーチング(上司向け)【部下がいつも不平不満ばかりいってくる】姫路市カウンセリングルームプチフォレスト

2019/08/05

コーチング(上司向け)

【 部下がいつも不平や不満ばかりいってくる 】

こんな状況のときは、

相手の気になっている問題について、30分間話させる

 

じっくりと話を聞くところからはじめます。

狭い視野で自分の価値観をものさしに話し始めても

指摘せずただ聞いていきます。

10分ほどで少しづつ距離を置けるようになります。

相手の話が止まったら「もっと、全部聞かせて」。

再び止まったら、また言います。「他にどんなことを思っているか全部聞かせて」。

 

20分ほどで客観的に見えるまでもう少しです。

相手がもうこれ以上話せないと思うくらい話してもらいます。

30分経過すると対象を客観視し

冷静に考えることのできる距離を置けるようになってきます。

客観的な視点を持たせるために行います。

 

そして、客観的な視点で話せるようになったところで

「どうすればもっとうまくいくと思う?」と質問を投げかけます。

それまで自分の事で頭がいっぱいになり視野が狭かったのが、相手の問題だと余裕が生まれます。

立場を入れ替えて、相手の視野を広げる

 

コーチングするなかで役割を交換すると

お互いがコーチングされるので得るものは双方にあるのです。

 

不満を提案に変えさせる

質問によって相手の不満を提案に変えていく。

不満から提案への変換プロセス

どうしてこの仕事の流れは非効率なのか (不満)

↓  ←コーチング

どうすればこの仕事の流れが効率よくなるのか (発想の転換)

↓  ←コーチング

私がこの部分をこう工夫すれば、効率が良くなる  (自己責任に基づく発想)

↓  ←コーチング

私の改善プランに、関係者全員に協力してもらおう  (提案)

 

不満を感じている相手はたいていの場合その問題に対する答えを持っているはずです。

そうであれば、コーチは相手が主体となる形で答えを引き出してみましょう。

 

 

そうでない場合もありますので相手の状態を見極めて適宜

ステップを踏んでいきましょう。

 

 

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