コミュニケーション③【 話し方・聴き方のポイント 】姫路市カウンセリングルームプチフォレスト
2019/11/16
今回は、昨日に引き続き
ピア・カウンセリングのお話をしていきます。
聞き手・話し手 ともに原則があります。(ピアカンの場合)
・ピアカンは先ず聞くことから始まります。
(ここからはコミュニケーションをとるにあたり、
誰しも経験があることが書いてあるかと思いますので
これから対人関係を築く際に、とても役に立つと感じたことを
是非ご活用して頂ければ幸いです。)
相手の話を、自分で勝手に解釈したり、
命令したり、気安く元気づけることをして、
相手の力になろうと思っても、ただの自己満足に
なってしまいます。
とにかく相手の話を聞き、相手の身になって考え理解することが重要です。
アクティブリスニング(積極的に聞くこと)の、
技術を利用して、考えや心情を明らかにし、
様々な解決策・選択肢を見出し、選択の支援を
することがピアカンの仕事です。
※注》ピアカンは専門家のもとで行ってください
【ピアカン(聞き手)としての原則】
①時間を定める
②ピアカンの意味を理解し合う
③相手に敬意を示し尊重して話をする
④相手のことを決め付けない
⑤相手の話に共感する
⑥頭を空にして聞く
⑦勝手な解釈をしない
⑧安易に元気づけたり陽気にさせたりしない
⑨フレンドシップの気持ちで行う
⑩望ましい状態を意識する
⑪未来志向で考える
⑫相手の問題を自分の問題としない
⑬守秘義務を守る
⑭スタートと終了の宣言をする
⑮できないことは断る
【ピアカン(話し手)としての原則】
①時間を守る
②相手に敬意と感謝の気持ちを持つ
③フレンドシップの気持ちで話す
④自分の問題は自分の問題とする
⑤相手から意思決定を求めない
⑥秘密を保持する
以上、
・聞き手①~⑮
・話し手①~⑥ までの原則があります。
相手に敬意を示し、尊重し感謝する。
自分の価値観で、勝手な解釈をしない。
自分の問題を、相手にすり替えたり、逆もしかりですが、
こういった視野がない場合に、
日常生活に問題が尽きないことが多いのです。
自分の意見や経験、価値観が 世界の全てであるかのように、
当然の如く他者をラベリングし、理解の及ばないものは
普通ではないと解釈してしまうので 対人関係に摩擦が生じてしまいます。
聞き手の原則を書いていきましたが、明日は聞くということを掘り下げて
アクティブリスニング(積極的に聞くこと)のお話をしたいと思います。
対人関係・親子関係などでお困りの方は
姫路市カウンセリングルームプチフォレストへ
いつでもお気軽にご相談くださいませ^^