【 児童虐待について 】 姫路市カウンセリングルームプチフォレスト

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【 児童虐待について 】 姫路市カウンセリングルームプチフォレスト

2019/09/05

こんばんは。

姫路市カウンセリングルームプチフォレストです。

 

本日は 児童虐待について書いていきます。

 

皆様ご存じかと思いますが

東京で5歳の女の子が、両親に虐待されて亡くなりました。

女の子は

「おねがい、ゆるして」

と残し 翌日 亡くなりました。

 

児童虐待で 年間 50人死亡しています。

児童相談所での相談件数は、増え続けています。

平成30年時点で、

身体的な 虐待は、年間で2000件を超える相談件数です。

その中でもどんどん増え続けているのは

心理的虐待です。 年間で4500件を超えています。

 

相談件数でこの数字です。

・親なのに止められない

・このままでは何をしてしまうか分からない

少なくとも、虐待はいけないことだという認識を

持っていて苦しんで相談している件数です。

 

保身に走る親もいます。

心理的虐待を無意識でしていることも、

躾と称した身体的虐待もありますので

実際に相談しようと、現状を変えたいと思った方が相談件数です。

これは、氷山の一角だと考えられます。

 

実際に私も 8年間、心理的虐待を受けた経験があります。

心理的な追い込みの事例として公開します。

主に、規制・ルール・男尊女卑・暴言・暴力などで、父が絶対的存在です。

「お前の意見はいらない、黙って従え。」と言います。

幸か不幸か、私は9歳まで 児童養護施設で育ちましたので

自分の意見や意思を持っていました。なので自分の意見を言うと、反抗とみなされます。

ビンタで顔、足に手形が残り、椅子ごと蹴り飛ばされることもありましたが、

幼児ではないので、一時的な痛みは耐えられます。

しかし、中学にもなればその扱いが通常とは違うことを知ります。

 

「甘やかすとろくな人間にならない。」父の教育方針です。

1つ上の兄は、男の子なので自由です。

友人の家に泊まりに行ったり、バイトをしたり、青春を謳歌していました。

私は女であったため、とても厳しく、父の帰宅前に家事ができていなければ

「お前はお客さんじゃないんだ、家の事くらいやっておけ」

言われる前にやって食事の用意をすると

「こんな濃いもの食えるか、胃が悪くなる」

母は、私のしたことを迷惑そうに常に否定しました。

そして、私はこの家に必要ない存在なのだと認識しました。

時には父と母の言いつけに一貫性がなくダブルバインドに苦しむこともあり

私の心は徐々に、自分を奴隷のように落とすことで適応しようとしました。

 

「私は、どうすれば認められるのか。

どんな人間なら否定せずに愛してくれるのか。」

絶対的支配の中の8年で両親が私に残したものです。

 

私の居場所が、家には無い事だけが確かな答えでした。

 

そして1人、鞄1つ持って私は鳥籠を出ました。

そして父は、言いました。「あの子は、親を捨てた」母は「あなたが、父を裏切った」

全て、ただの日常で無意識の虐待です。

 

というように、虐待を無意識で行っているのは

案外少なくはないのです。

そして、無意識が上に、被害者意識まで上乗せされて

心理的虐待を続けた親から、さらに犯罪者のように扱われるのです。

 

ただの一般家庭のあるあるに思えるお話かもしれません。

 

しかし、年々増加していく虐待、ホットラインの重要性

子育てに関するホットライン、子供を守ると同時に

虐待したくないという親のカウンセリングの重要性

すでに虐待によるトラウマを抱えた子供の救済

社会全体が少し認識を変え、受け口を増やすことで

状況は変化すると考えられます。

 

オレンジリボン運動を1人でも多くの方に知っていただき

カウンセリングを1人でも多くの方が受けられるように

邁進してまいりますので

今、子育てに疑問や不安、これももしかして虐待?と心配のある方は

どうか、独りで抱えずに、お気軽にご相談ください^^

 

そして、知人や友人で看過できないと思う状況にあるけど口をはさめない

そう考えている方も、虐待の可能性があるのであれば

どのようなことでも、ご相談くださいませ。

 

 

 

 

 

 

耳を塞いだ女の子