【家庭内心理学】姫路市カウンセリングルームプチフォレスト
2019/07/27
【家庭内心理学】
・生活の役割
(1)役割とは
『タテマエ』
・表面的なもの →誤認識(親としての権利濫用)
・顕在的意識
『ホンネ』
・深在的なもの →ペアレンティング(親らしい行動)
・潜在的意識
タテマエ(役割)を果たすことによって、ホンネは自然についてきます。
義務 ⇔ 権利
親としての行動がなければ子供はついてきません。
実際のホンネは何かを見極めることが必要です。
・社会の最小単位は家庭は家庭→役割の距離(子供との距離)
例えば父親Aさんと父親Bさんの場合
Aさん:土曜日は自分がどんなに疲れていても子供と遊ぶ。
Bさん:体が資本なので土日は何もせず休む。
上記を見比べるとAさんの方が子供との距離が近いことがわかります。
・家族の役割と不適応
例えば、過保護や過干渉
A:親としての責務を果たそうとする為に子供に必要以上のものを与えてしまう。
B:親は、自分の権利を全うするので、子供に対して過剰な権利を行使する。
親は子供に対して無意識に期待を持つ。
仮にその期待が裏切られた場合、親は子に対して不要な制裁を与える場合があります。
・役割(家族)
関係してくる人物がいてはじめて役割が果たせる。
日本人の場合、嫌いな人にも親切にしたりする等、良い関係を築く傾向があります。
親と子の関係性において、年齢に応じて然るべき距離が必要になります。
親は思い通りにならないと権利を濫用しますが
そもそも思い通りに個人を操る方が不自然だとは思いませんか?
しかし、思い通りに操り肩書きや世間体のみで家庭という社会を生きている子供は
数えきれないほど存在し、その社会で人格形成に支障をきたしたまま
この現代社会に放り出されていくのです。
大人になってから適応障害やうつなどの診断がおりたとして
それはずっと昔にさかのぼった家庭環境が基盤になっていたからなのです。
子育てとは簡単なものではありませんが
親として子として尊重され健全に育成するには一人では抱えきれないことも当然でてきます。
心理学的に解明されていても
専門家でさえ、そういった不健全な環境下で過ごしていれば当然病にもかかりますし
過去に戻ることなど誰にもできないのです。
だからこそこれからを生きる、これから育てていくという状況の方は
迷いながら出口を探す日々になるのなら、お気軽にご相談くださいませ。
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小さなお子様がいても出張カウンセリングをしておりますのでいつでもお気軽にご利用ください。