心理【人生態度】人が持つ基本的対人態度 姫路市カウンセリングルームプチフォレスト

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心理【人生態度】人が持つ基本的対人態度 姫路市カウンセリングルームプチフォレスト

2019/07/20

タイトルにあるように本日はシンプルな人が持つ基本的対人態度を書いていきます。

 

ストロークにはポジティブなものとネガティブなものがあり

無意識に発していても相手には伝わっています。

 

基本的対人態度には4つに分けられそれぞれ人のストロークの意味が変わってきます。

そちらを詳しく説明していきます。

 

・『 I'm not ok  Your ok 』(私はダメだけどあなたは良い。)

この発想は【回避・孤立】を表します。

自分の意見に蓋をすることで相手の意思に任せている状態です。衝突を避ける際使うことが多いと思います。

例えば、話していても全然会話が成立しない、言っても無駄だと感じた時など折れるときもこの状態になりますね。

いずれにせよ片方に負担がかかることになります。

 

・『 I'm ok  Your not ok 』(私は良いけどあなたはダメ。)

この発想は【独善・排他】を表します。

立場を振りかざしたり 己が意見を通していく独善的なスタイルです。

社会的地位や優劣に拘る人で、劣等感の裏返しであったりもしますが傍から見れば関わりを持つのは抵抗が生まれます。

 

・『 I'm not ok  Your not ok 』(私もダメだしあなたもダメよ。)

この発想は【拒否・自閉】を表します。

周りの関心を集めたくない、ただひっそりと必要と判断したことだけに取り組みたい、

できるだけ誰にも何も言われたくないので自身も他者も肯定的には見えていません。

 

・『 I'm ok  Your ok 』(私も良いし、あなたも良い。)

この発想は【協調・共存】を表します。

家庭という第一の社会から問題なく発達段階を踏んで 外の環境にいくら価値観の違う思考が存在していても

人を尊重し、自分自身も芯があるので ぶれることは少ないでしょう。

4つのパターンがありますが、この協調・共存の思考で他者と関わりを持つことが1番望ましく

精神衛生上最も健康な考え方です。

 

人にはもちろん感情がありますので喜怒哀楽を抑圧するのではなく

セルフコントロールが可能な範囲での感情のふり幅で決して偽善的な思考ではありません。

「意見が食い違うなら、その時誰でも話し合えばいい、聞くときには聞く態度で、話すときにはマナーをもって、

一人一人を尊重して輪を作ればもっとよくなる。」とまさに協調的な思考です。

 

頭で考えるのと心が理解するのは少し時間のロスが出ますが、考えて前向きな結論に至るまでの経緯が

とても大切だと思います。

 

心の中に引っかかったままの出来事が 今の生活に支障をきたしているという方は

姫路市カウンセリングルームプチフォレストへいつでもお気軽にご相談くださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

緑の中で手を広げる女性