【親と子】姫路市で親子関係に問題を抱えていてカウンセリングをお考えの方はプチフォレストへお気軽にご相談ください。
2019/07/15
姫路市のカウンセリングルーム プチフォレストです。
本日は、親と子について書いていきます。
【親子】と聞いて連想するのは何が1番はじめに来るでしょうか?
親は子供が成人するまで、もしくは学校を卒業するまで養育することでしょうか。
幼少期にはわがままを言い、反抗期には態度が気に入らない、青年期には思い通りにいかない、
受験期には名門に入学してほしい、世間体を壊すことだけはやめてほしい、
様々なストーリーの中で親は子供に都度言い聞かせたり
時には手を上げて感情をむき出しに言葉を浴びせてしまったり
喜びや悲しみ、怒りや絶望、子育てというのは 人間のあらゆる感情を揺さぶることになります。
子育ての中に潜む【躾】を見ると親の考え方のほとんどが見えると思います。
現代では社会環境も多くのハラスメントに縛られ窮屈な面はありますが、家庭内で行われる躾には
誰も介入することができません。「この子のための躾だ」という言葉はとんでもない力をもっています。
ネグレクトやDVが表ざたになるまで、躾という隠れ蓑をまとった非人道的な行いが日常にある子供は
決して少なくありません。
外傷を伴うものから心に大きく残る傷を背負って生きる子供をたくさん見てきました。
子育てに正解はありません。親も人間ですから時に理性を欠くこともあります。
大切なのは、親と子のどちらもが、違う価値観を持った1人の人間であると理解し、
まずは親が子供の意見を尊重し、話を聞くところからがスタート地点だと考えます。
幼児期には生命の危険から守り 成長とともに個人の人格を尊重し決して自分の持ち物ではないのだと
所有物ではないのだという視野が必要です。
自分の子供なんだから親の好きにしてもいいいと考えている親は、感情論で子供の意見をねじ伏せ
親の言う通りの人生を歩ませようと操り人形のように扱っていることが、正しいと思い込んでしまっています。
そして、躾という盾は親子間で解決する問題という領域を出ない非常に解決が困難な事例になっていきます。
そうしてしまう親の心の問題にも目を向けないといけません。
そして、傷ついてしまった子供の心を癒して精神衛生上良好な環境が作れるよう改善が必要です。
姫路市の中にどれほどの方がこういった状況にあるか分かりませんが、どんな些細なことでも、
一人で抱え込まずにいつでもご相談ください。